指先に残った重さ

素材との対話

 

今日は、素材に触れた。
 
 
海で拾ったこの一粒の白いシーグラスが、
どれほどの時間をかけて
ここに来たのだろう。
 
 
指先に、少しだけ時の重さが残った。
冷たさは、すぐに薄れた。
 
 
しばらく、手の中で転がしていた。
意味を探すでもなく。
 
 
戻したあとも、
掌の感覚だけが
少し遅れて残っていた。
 
 
今日は、
それだけだった。

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