「何者かになりたい。」
これが僕の焦りを
生み出した気持ちであったことは間違いない。
あれ?
僕より若い世代の人たちが
世界でも活躍してるのに。
お金もたくさん稼いで
有名で
性格も良さそうで
あんなにキラキラしてる。
でも、自分は自分だし
ここまでの人生100点満点
とは言えないけど
赤点でもないから
まあいっか。って
思える僕もいる。
いや、ほんとは出来れば
キラキラしてる存在に
誰がどう見たって
順風満帆な人生に。
そうなりたい気持ちを
心の奥底に閉じ込めてただけだった。
小学生時代の僕の夢は
朝はパン屋さん
昼は海賊
夜はプロ野球選手だった。
やりたいこと全部やれる自信が
純度100パーセントでそこにはあった。
大人になった今、
夢と呼べるものは
なんだか”理想”と呼べるものに変わり
ほんとうに叶うかなんて
真剣に考えることもなく
ただ漠然に”理想”のイメージとして
ゴールを掲げている。
そんな少し寂しいキラキラを
僕はほんものに変えたい。
そう最近では思うようになった。
でも、何者かになれる自信が
純度100パーセントで
湧き出てこない自分を
それ自体言い訳だ。と考え
周りと比べた焦りで
何者かになれる「方法」を
手あたり次第インターネットの
情報の海を漁った。
結果で言えば
何者かになれる「方法」なんて
見つけられなかった。
ほんとうにワクワクすること
僕の”理想”を超える
キラキラの手に入れ方を
教えてくれている
そんな便利な情報は
簡単には見つからなかった。
今も、何者かになりたい。
この気持ちは心の中に存在していて
ほんとうの夢になる何かを探している。
今の僕は
ほんの少しだけ
鍵になるかもしれない、
信じてみてもいいかもしれないと思う
大切な言葉が
心の中で
そっと
照らしてくれている。
…
『夢を探し続ける人生もきっと楽しいよ。』
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました。
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